メタボ予防対策(2)

食生活の改善

食生活は規則正しくバランスよくを心がけるようにしましょう。仕事が忙しくてなかなか難しいという方も、できる限りバランスよく食べるように努力しましょう。

食事をバランスよく食べるコツは毎食何を食べたかをノートにとって確認することです。バランスよく食べたつもりでも実はちょっとバランスにかけていた場合などもあります。ノートに取ることにより客観的に確認ができます。

食事は野菜をできるだけ多くと食べましょう。できれば3食とも野菜を食べるのが好ましいです。また肉料理に偏らずに魚類や大豆などでたんぱく質を補うことも大事なことです。

油ものも多ければ控えるようにしなければなりません。ご飯を減らすかわりにおかずを増やした場合なども、油が多かったり、塩分が多かったりしないように気をつけるようにしましょう。

運動不足と不健康な生活習慣を改善

内臓脂肪を減らすには、日常から体を動かす習慣し、運動不足を改善することが大切です。現在社会では移動は車や電車バスなどを使ったりとなかなか体を動かす機会がありません。

ですから、どうしても運動不足になりがちです。運動は、消費エネルギーの増加や身体機能が活性化することにより、血糖値や脂質異常、高血圧が改善されて生活習慣病の予防にもつながるようになります。

また、運動をすれば皮下脂肪よりも内臓脂肪が先に減っていきます。さらに基礎体力の向上は、メタボリックシンドローム予防対策以外にも健康上有効です。ぜひ運動をする習慣をつけていただきたいと思います。

飲酒や喫煙などの不健康な生活習慣も健康にさまざまな影響を及ぼします。がんの危険性が高まる上に、動脈硬化を進行させ、心臓病や脳卒中などのリスクも高めることになります。できるだけ控えていくべきだと思います。