メタボの要因

メタボの要因

メタボリックシンドロームの背景には内臓脂肪の蓄積による肥満があります。この内臓脂肪の蓄積による肥満には不適当な生活習慣のほかさまざまなものがあります。

不適当な生活習慣の場合は、その悪しき生活習慣を改善すればおのずといい結果もでてくるはずです。それではこの悪しき生活習慣とはいったいどのようなものがあるのでしょうか。

悪しき生活習慣としてまずは食生活があります。とりわけ脂肪のとりすぎがまずは問題です。また飲酒量の増加も悪い生活習慣ですね。まずは食生活を改善することはとても重要なことです。

また運動不足も問題です。最近は年齢が高くなるにつれ日頃運動をしない方が多いですからね。さらにストレスの増加も問題視されています。競争社会が激化しよりストレスが増加したことも肥満の増加に関与していると思われます。

自分では変えられない要因も

メタボの要因には不適当な生活習慣が主な原因ではありますが、不適当な生活習慣以外に自分では変えられないものも、メタボリックシンドロームの要因として考えられています。

生活習慣ではなく自分では変えられない要因があるのはやっかいなことですね。それではこの自分では変えられない要因とはいったいどんなものがあるのでしょうか。

自分では変えられない要因としては、まず年齢があります。調査によるとメタボの人の年代別の割合は若い人ほど少なく、40歳から徐々に増え始め、70歳代の方が20歳代の約17倍にもなります。

また男性は女性の5倍もメタボになりやすいという性別の問題もあります。さらには遺伝の問題もあります。遺伝は皆さんの周りでも「食べても全然太らない体質」、「太りやすい体質」の人がいることからも理解できることではないでしょうか。